Michael Clayton / Michael Clayton

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1988年デトロイトでデビューしたMichael Clayton。このひとの情報はほぼなく謎のシンガー。スウィートソウルで巷のソウルマニアには定番グループ Living Proofが在籍するG.E.M.C. Recordsに所属。お、と気づくかともいらっしゃるかもしれませんがその当時インディソウルのレーベルといえば漢字で「一番」と書かれたロゴでおなじみのIchiban Recordsのサブレーベルであります。

1990年、唯一作のMIchael Clayton。よくわからぬ背景、虹と滝をバックに横たわる流し目のあんちゃん、これただもんではないというオーラ全開だったのでおそろおそる買ってみたLPだった。

内容はどってことなかったのだが笑、地声なのか終始ファルセットで甘い歌声。突き抜けたファルセットではないのでThe StylisticsのRussellThompkins,Jrのようなシンガーか。ソロよりもグループで冴えそうなひとだ。

Diane Mathisという女性シンガーとのデュエットナンバー”Friends And Lovers”は仰々しくサックスがフューチャーされたいかにものブラコンナンバー。”Driftin’ On A Dream”はインディならではのチープなサウンドと、やるせないファルセットに甘茶ソウルが好きな方にはストライクゾーンかと思われます。インディ特有のマイナー感がお好きな方には酒のお供になりますでしょう。見つかれば激安かと思いますのでお見逃しなく。

Author: hiroo

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