本日は少し現代寄りのCDを。この当時くらいが一番R&Bを聴いていたかな。今は就寝前に数分流すだけで、しっかりR&Bに向かい合えていないw いかんですね、そんなことでは。
1995年リリースのPerfect Peace。今ゴス盤だ。
注:今ゴスとは其の手の師匠である「おさむさん」のお言葉によると「R&B感覚のゴスペル盤」である。
もうジャケットで買いのCDだった記憶がある。ようはグループであり、スーツ姿であり、ジャケットの色合い、トーンが渋いという雰囲気だけでもう半分は合格点であろうw あとは聴いてどうなのかであったが、予想どおりのナイスな内容であった。
中心人物のDeitrick Haddonはミシガン州デトロイト出身の今ゴスアーティストで、シンガーであり、プロデューサーであるようだ。聴いたことないがソロ作も多い。彼が先導するグループのようだ。
1曲めに、Alexander O’Neal Featuring Cherrelle – Never Knew Love Like Thisに激似のナンバーがある。Made Up Mindというナンバーで、フレーズもしかりアレックスがゴスペル寄りの声だったのもあるが全体的な雰囲気も似ている。それはそれでダメではないし、R&Bファンをニヤリとさせてくれて嬉しいもんだ。その次のナンバーIn The Moodもナイスな90’s R&Bグルーヴといえる。爽やかなコーラスとちょいハネなビートといい気持ち高ぶること必至だ。
スロウがまた格別。やはりグループということで厚みにあるコーラスに汗が迸るようなリードがぐいぐいひっぱる構成がたまらない。Someone Like Youというナンバーは白眉の出来といえよう。
世俗とスピリチュアルの融合は、黒人音楽の基本なのかもしれない。そういうことも感じ取れるアルバムであった。