Mikki / Mikki

Changeの新譜を聞き出したら、またファンク全般が気になりレコード棚をサワサワしてジャケットを眺める日が増えました。
でも家では爆音で聴けないので悩ましいところ。更に部屋のスペースの問題でレコードを減らしてしまった昨今、しばらく憂いのある時間もあったりで、複雑な心境です。

MikkiはNYファンク系を聴いてた時にsamnyさんの記事を拝見し気になり買ったお皿です。海外では特にレアな皿ではないらしいのですが、この日本ではあまり見かけません。とはいってもディスコ全盛時は12インチのみのバンドが多かったので、LPは逆に珍しいのかな。

Mikki Farrowという女性ボーカリスト、1982年のアルバム。Norman Harrisがプロデュース、 Bobby Eliなど重要なフィリーのミュージシャンがバックを努め、シグマサウンドスタジオで製作された一枚。
野太いベースラインとハンドクラップが印象的なItching For Love。なんとDubmixが2曲目にあり、LPといえどもこのナンバー押しの編集。フィリーといってもこのサウンドはまさにニューヨーク系といっても過言ではない。
ビシビシくるA面とは真逆にB面にはMy Lord,Sweet Lord、He Is (What Every Woman Should Know About Her Man)、Never Enough Timeというタイトルのしっとりとしたスロウが連なり、ファンクで熱を帯びた体の火照りを冷ましてくれる。
私的にはファンクアルバム名盤。CD化もされていないようなのでLPはおススメ。

Author: hiroo

3 thoughts on “Mikki / Mikki

  1. あまり話題ににもならないレアファンクのお皿ですが、おそらくNY系が好きな方々はゲットしている1枚であります。
    フィラデルフィアでも結局この時代、NY系になっちまうんですね。B面のスロウが聴きものでLP盤のパッケージとしてはいいんではないかな。CDになってもおかしくないな。

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