Kenny Lattimore / Vulnerable

1988年にリリースされた”Maniquin”のリードボーカリストKenny Lattimore。ソロに独立してから早20年。

間、元嫁のChanté Mooreとのデュエットアルバムは器用さ上に幅広いリスナーに迎えられたと思いますが、真のR&Bファンは少し距離を感じたはず。いや俺だけかな。
しかし、戻ってきましたよジワジワと。優雅で強靭なテナーボーカリストの真髄。前作のAnatomy Of A Love Songでの完全復活はほんと嬉しかった。
2015年のその作品からあまりブランクをいれず、このアルバムをリリース。
これがまたいいんですわ。80年代の現代解釈といいますか。ところどころにクラシカルな趣が感じられます。全曲ミディアムアップ~スロウの編成ですが、SOS BandかMtumeかと思わせるナンバー”Priceless”の力強いビートとワザといシンセ使いはたまりません。ラストナンバーの”More Than Life”が一番好きになったのですが、やはりここも80年代的なゆったりしたグルーヴ感、そこに強靭な喉をあえて控えめに使い、優しく伸びやかに歌いこなす姿が垣間見え、最高に心地よいナンバーに仕上がったおりまする。
Phil Collinsのカバー、”One More Night”もあり。全10曲というミニマル且つ正統的な曲数もわかってらっしゃる。

https://youtu.be/QBRM7P7l6IY

Author: hiroo

4 thoughts on “Kenny Lattimore / Vulnerable

  1. hiroo さん
    こんばんは。
    お元気そうで何よりです。
    久しぶりに訪問させて頂きました。♪\?♪
    木目調の部屋へ穏やかに届く陽光。レイドバックする KENNY の静かな眼差しは何を想い、語るのか … 。
    人は、それぞれが悩み抱える ” 己の弱さ ” を日々内省しつつ、希望・幸福への扉を開く歩みを進めて止まない。
    自身が紆余曲折の末にたどり着いた頂から眺める爽やかな風景。
    その中に宿る力強い生命の尊さ。
    控えめな装いを見事に覆す、迸る情愛の発露。
    後れ馳せながらも、本作全編を通して想う存分に堪能しております♪?d♪
    ご紹介どうもありがとうございました♪?♪

  2. URA-KENさん
    こんにちは。お元気でしたか?
    ご投稿ありがとうございます。
    >人は、それぞれが悩み抱える ” 己の弱さ ” を日々内省しつつ、希望・幸福への扉を開く歩みを進めて止まない。
    このお言葉に感嘆いたしました。まさに誰もが持ち合わせ感じながら生きている。特にブラックミュージックは儚い愛情を表現するべく沸々と宿る心の鼓動を歌に表現することが肝でありますよね。
    愛の表現だけでなく、人生そのものを語り、歌っていると思います。
    ケニーは優しい声から内省を表現するときの嘆きが伝わる、素晴らしいシンガーだと思います。
    最近、わたくし自身、非常に疲弊し混沌とした日々を送っているので、たまに聴くブラックミュージックに本当に癒されます。
    また、いい音楽をご紹介いただけますと幸いです。
    そしていつも共感いただきありがとう。

  3. hiroo さん
    こんばんは。
    日々のお仕事お疲れさまです。?d
    こちらこそ、hiroo さんの人間味溢れる温かい返信コメントに感嘆 ! そして感謝致しております ! !
    実は、私自身も長年抱える激しき執着心(仕事 & プライベート)との葛藤がピークに達しておりまして … 心底疲れ果てていた昨今でした 。
    “VULNERABLE”
    今こそ目を背けず、無性に向き合いたい ! !
    希求を促すタイトルを掲げた KENNY の
    ソロ 20年 のキャリアが凝縮された一曲一曲の奥深さ。
    苦悩と対峙して育まれた優しさ、力強さ、そしておおらかな愛情表現歌唱が想う存分に味わえる記念碑作品♪♪
    我が心身は喜びに包まれ、救われましたョ
    ♪\?/♪
    hiroo さんのお気に入り80’s テイストが愉しめる PRICELESS と MORE THAN LIFE ♪♪
    きらびやかさと重厚さが轟くFunk 曲の前者がなんと ! ファルセット主体。
    ブラコン調ライトアップな後者ではハーモニカも後押し ! STEVIE の節回しをも彷彿させる吟醸テナーの押し引き絶妙な味付け ! ! ってところに唸りました♪?♪

  4. URA-KENさん
    こんにちは。
    >心底疲れ果てていた昨今でした
    URA-KENさん、わたしもですw
    執着心というものは自分にはないのですが誰しも語りつくせない疲れや悩みっていうものは抱えているものですね。自分だけなぜにこんなに辛い目に合うのだろうと思うことがありますが、人によってはあまりたいしたこともなかったり。まあ計り知れないもの、日々あります。。。
    そんな時、忘れかけていた音楽、ブラックミュージックで忘れ去る一瞬が訪れる。救われる瞬間があります。別に音楽だけでないけど、自分にとっては寄り添ってくれる大切なものです。
    ケニー・・・この歳になって、重ねる人生から表現できるもの、そして得意とする当時の楽曲を続けることで、いい味が出てきていますね、
    また息抜きに遊びにきてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。