Alton Wokie Stewart / All Our Love

 

Freddie Jacksonなんぞを聴いていた時に、地味に現れたAlton Wokie Stewart。このひとは一発屋なんでしょうか。調べてみますと、自身のアルバムはこれだけのようですが、その後は裏方にまわり製作とキーボディストに徹したようですね。
Keith Sweat / Keep It Comin’やSilk / Lose Controlなどにもクレジットを見かけます。

歌えそうな面構えですが、飛び抜けてソウルフルではありません。しかし、けっこう身のこなしが軽く、ニュージャックもそつなくこなします。スロウよりアップのほうが、味が出せてるかな。
ハウスっぽいビートながら、抜群のノリがNYサウンドの進化系ともいえるYou’re The One。SherrickやCurtis Hairstonのアップにも通じます。
もう少しデビューが早ければ、確実に化けていた可能性があるシンガーです。

Author: hiroo

8 thoughts on “Alton Wokie Stewart / All Our Love

  1. 裏方として名を馳せる Alton Stewart ですが、なんと Lorena “Lungs” (Klymaxx のリードボーカル)と結婚していたんですね!
    つい先日知りました。
    それだけです。
    失礼しました。(退散)
    追:モロ「裏方」の人だと思っていたので、アルバムがあるとは知りませんでした。
    さすがhirooさん。

  2. まいどです。Alton Stewartくらいの時代になっても、としちゃんの範疇?
    アルバム通して聴いてみると、あなたこんなことせんでええよ、と突っ込みたくなるニュージャックがあるんですよね。オーソドックスなNY系のファンクが似合いそうなひとです。Klymaxxのひとと結婚したんだ。職場結婚ですかね(笑)
    そうだ、Wynd Chymes再発されるね~。まさかだけど。あれ原盤高かったんよ。チョー欲しくって思い切って買ったのに、この現状(笑)

  3. > としちゃんの範疇?
    もちろんですよ~。
    Timmy Gatling 絡みに始まり、NE一派、Silk + Keith Sweat 絡み、そしてなんつっても Jade と Klymaxx でその名前は記憶されています。
    「これ」といった特徴は無いですが、「キーマン」的臭いが香り立つ人でした。
    ちょいとアルバムも聴いてみたくなりました。

  4. お返事遅くなりました。
    うーむ、さすがに裏方を把握したうえで、音楽を嗜む、その姿勢に感服です。
    わても、どっちというと、どういうミュージシャンを使い、誰がプロデュースするという基本的な背景が必ず知りたいひとなんです。おわかりかと思いますが。
    本人のデビューが85年くらいなら、もっといいダンサーを聴かせてくれただろうなと残念でなりません。

  5. hirooさん、毎度遅くのこんばんはでございます??
    “良い一日の始まりはNJS聴きから??”で自らを揺り動かしている昨今の私でありますが、この”とっつぁん坊や”顔?なAltonさんの唯一作…いきなり”Kick It !!”の掛け声からカッコいいNJS の世界に入り込める、大好きな一枚です???
    顔に似合わず!?黒妖気が漂うジャケットしかり、アルバム全編にわたる独特なムード…何とも素晴らしくて…定期継続リピート常習者と化してしまいます??
    ベタなエロムード溢れるスローでも、曲調をじわじわと盛り上げる語り&歌い回しも、顔に似合わず!?な奮闘ぶりでなかなかの曲者!!
    「おぬしはワルな男やのぉ~」をさらりと演出してくれて好感度大です???
    “You Are The One “での軽快な身のこなしは、異彩を放った最高のダンサーで、やはりお気に入りです???
    同時期にProduce参加で尽力・貢献済みである Christopher Williams(イケメンとっつぁん声??) の1st を合わせてドーピング聴きする!!
    これが堪らないのですョー?✌?
    今や二人とも”本物のとっつあん”でありますが…無理を承知で新作を出してほしいですー??

  6. Ura-kenさん
    お久しぶりです。ちょっとバタバタでお返事遅くなりました。
    Alton Wokie Stewart、喉はいいものを持ってますよね。まずこんな声は白人ではだせませんし。
    根本的に野太いので、まさにブラックといった押しのある声です。そうCristopher Williamsにも通じますね。
    最近、こういう声のひとはウケないのでしょうか。まったく見あたりません。ソウル、ってどこに行ってしまったんでしょうね。寂しいものがあります。
    本文にも書きましたが、Alton Wokie StewartのYou’re The Oneが好きなんです。これこそがスペシャルダンサーかと思うのですが。84年くらいのNYサウンドを継承してるんですよね。
    昨日から晴れ間ものぞく天気ですが、まだまだ鬱陶しい台風の季節、どうぞご自愛ください。

  7. hirooさん、お久しぶりのこんばんはです?✋?
    「秋梅雨!?」って気候ではありますが、お互いにご自愛専一で乗り切って行きましょう??
    “とっつあんぼうや顔”なAlton さん…Produce も含めて実力を出し切っているのが私的には大好きなんですョ???それ故の唯一作となってしまったのが残念ですが?
    (神様Sherrickの聴者道連れ昇天歌唱!!!の魅力とは別ベクトルの、歌えるちょいワルエロおやじぶりが堪らない魅力ですネ???)
    Timmy Gatling 絡みのNJS 2曲が(“Headache “は大袈裟ワル乗り!?で文字通りの”頭痛”ソング??)ワルの演出に一役買っていますが、残りの楽曲陣は何ともメロディアスな仕上がりですよね~??
    魅惑のProduce Unit 、 Allen George & Fred McFarlane のNY サウンドですか??!!
    じっくりと掘り下げて聴いてみようと思います???
    P. S. hiroo さんの新たな門出に、乾杯??
      応援してますョ!!???

  8. Ura-kenさん
    こんばんは。
    そのSherrickといい、この時代、いや90年代までは昇天するボーカリストの多かったこと。
    それ以降、どうなんでしょう。特に追いかけるひとも少なくなってるような。現代では皆無であります。
    なぜに本格派のボーカリストが市場で敬遠されるのか・・・もう腹立たしいものがありますね。
    唯一、Johnny GillやEric Benetあたりが頑張ってはいますが、90年代の方ですしね。
    すみません、私事で。
    いろいろあります、ね、人生。
    挑戦しようと思うときに、立ち止まったらダメと思いました。
    振り返ることはもっと先でいいかなと。ただただ進むのみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。