マライア・キャリーが彼女のバックボーカルだったというのは有名な話。マライアのメジャーデビューは、ブレンダがソニーへデモテープを渡したのがきっかけ。その後、なんとソニーの社長トミー・モトーラとマライアがつきあいだし、マライアのデビューは順調に。先に契約していたブレンダのアルバムがおざなりになったという。あろうことかマライアは、ブレンダ最大のヒット曲” I Still Believe “をカバーまでしたようで、ファンからはマライアに対して相当なバッシッングがあったという。(これだけでなく、マライアバッシッングはけっこうありますな。いつまでも自分は姫だと陶酔している姿がオレは嫌い。)
そのI Still Believeが入ったアルバムは彼女の2nd作。MCAからのメジャー盤だが、いわゆるダンス・ポップスといった内容なので、ソウルを期待すると肩すかしを食らいます。皆が好きだと思われるこのナンバーだけが輝き、あとはいかん。あえて取り上げるならSaturday LoveのパクリであるStraight From The Heartか。フックのメロディが同じなので訴えられそうだが(笑)。
このアルバム以降はサルサに転向したらしいです。