KIARA、最近おふたりはいかがお過ごしなんでしょうか。
1st…音数すくな。打ち込みど真ん中の時代やからかな。KASHIFのLove Changesと似た楽曲かな。 The Best Of Meのメロウな旋律は彼ららしい。サックスがGrover Washington Jr.だったりする。 ShaniceとのデュエットThis Timeもいい。オレの嫌いなArthur Bakerのアップナンバーがあり、すべてのナンバーがいいとは言えないがスロウはおしなべて素晴らしい。
2ndはガルウィングを立たせたランボルギーニがかっこいい(笑)。ナンバープレートにKIARAと彫り込むこりよう。
A面がRogue Side、B面がCivil Sideになっていて、ようはB面が真摯に愛を傾ける曲揃いといった按配だ。Michael J.Powell作のSlow Burnはさすがの仕事っぷり。B面はスロウばかりで総じて良い。A面は最悪。どうやらこのKIARAというグループはアップはダメダメらしい。時代の音と本人達がほんとにやりたい音のズレの問題なのかな。
3rdは無駄、無理のない楽曲からリラックスして制作した様子が伺える素晴らしい内容で、Gerald Alstonに提供したナンバー数曲含むソウルフルなスロウが目白押し。アップナンバーも無理がなく軽快。やっとやりたいことを最後の1曲まで自分たちで仕上げた感がある。